国立大学等向けICTコスト削減のためのソリューション(その1)
~学内のメールに係るトータルコスト削減~

各学部等毎にメールシステムを構築、運用している大学向け

学内のプライベートクラウド環境等を利用した
「SaaS型キャンパスメールシステム」構築に関するご案内

はじめに:

メールは大学において必須なツールとなっており、同じ大学にあっても、学部、研究科、年次等ごとにメールシステムの構築、運用はさまざまというところが見受けられます。これらの大学においては、学部、研究科によって最適化が進んでいて問題を感じていないとことろがある半面、メールシステムの管理から開放され、本来の教育、研究業務に専念したいとお思いのところとなどあろうかと考えます。後者の場合、かといって学内自治の考えから、全学統一するのではなく、自らの自主性を保持していく上でもメールシステムをそれぞれの学部、学科等ごとの管理下のもとで運用していきたいとの基本的なお考えをお持ちではないでしょうか。以下ご紹介する本システムは、このような大学向けに、それぞれの学部、研究科、年次等ごとのメール管理単位毎に、現行のメールシステムから、任意にかつ段階的な移行を可能とする“SaaS型メールシステム”を大学のプライベートクラウド環境下での構築を提案するものであります。

対象大学:

  1. 大学全体としてITコストの削減に関心のお持ちの大学で
    「学部」「専攻」「研究室(講座)」等毎(以下「メールサーバー管理単位」という。)にメールサーバーなどを構築、管理、運用している大学。
  2. その他の課題認識として
    • 学部、研究科等毎に運用しているメールシステムに関して、情報セキュリティー、コンプライアンスなどの観点から、一定の水準を確保したい
    • メールシステムを自ら設置、開発、保守、運用している煩わしさから解放されたい
    などのご意向をお持ちの大学。
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課題解決の前提条件:

  1. 現行の「メールサーバー管理単位」毎に確立されているメールシステム運用指針を変更することなく、短期間で大学が提供する“SaaS型のメールシステム”への移行、運用ができること
  2. 構築に際しては、セキュリティー確保、大学およびメールサーバー管理単位ごとのガバナンスなどの観点から、大学自らが用意する計算機リソース上で稼働するものであること
    なお、この計算機リソースは、本システムへの段階的な移行を想定し、大学を構成する各組織の移行スケジュールに合わせて段階的に計算機リソースを拡充できるクラウドシステム基盤であることが望ましい。
    このクラウドシステム基盤には一般的なVMware vSphere環境や、各種オープンソースクラウド基盤環境に対応するものであること。
  3. 本メールシステムの容量は、サブドメイン数300以上、ID数10,000以上収容可能とすること
  4. 本メールシステムの運用にあたって特段の専門組織、技術者の配置を必要としないこと
  5. 現に学内各メールサーバー管理単位毎に運用中のメールシステムからの移行が容易に行えるものであること
  6. Web環境のダイナミックな変化に対応できるよう導入後のオープンソースのバージョンアップへの対応化を効率的かつ省コストで行えるようカスタマイズ化の開発を行うこと
  7. 同種の「大学提供のSaaS型キャンパスメールシステム」として、すでに他の大学において運用実績が1年以上あり、かつ、安定稼働しているものがあること
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解決方法:

弊社が保有する「大学提供のSaas型キャンパスメールシステム」をもとに大学側のカスタマイズ要望を採り入れシステム化をはかる。なお、メッセージ交換に関連したアプリケーションの要望にも対応する

「大学提供のSaaS型キャンパスメールシステム」システムの概要と特徴

  1. 学内のプライベートクラウド環境(注)を利用し、大学として各部局等(「メールサーバー管理単位」)に所属する利用者に対してSaaS型のキャンパスメールサービスを提供するシステム
  2. 大学固有の組織権限に対応したメール発行管理システム
  3. 各グループ長の志向、メッセージの性質、構成メンバー等によって異なるグループ内メッセージ交換の運用指針に沿ったシステム
  4. メールの一斉配信、入れ子メーリングリストなど、大学固有のメール関連のアプリケーションが用意されている。
  5. 大学が現に運用中の個人情報、スパム、ウイルスチェックなどとの連携対応が容易なシステム⇒セキュリティーレベルの確保
  6. 拡張性に優れているシステム
    従って、利用人員増、添付メール容量等に伴うメール処理容量、トラフィック負荷対応力増への対応力が高い。
  7. バックアップシステムの充実強化をおこないやすいシステム
  8. システムの保守、運用管理のためのバックアップならびに監視システムが整備されている。
  9. システムの保守、運用支援を遠隔で行うことを前提としたネットワーク監視システムが整備されている。
  10. 現に運用中の多数のメールシステムからのマイグレーションを低コストで、短期間に、かつ、容易にできるマイグレーションシステムを有している。
  11. メールサービスの開始を短期間で行えるばかり、SaaS型のサービスであるが故に、サービスの廃止に際しても、たとえば、サーバーの契約期間などに拘束されない。
  12. 本システムは、すでに大学を構成する各組織毎に運用中のメールシステムから、それぞれ毎の移行スケジュールに合わせて段階的に移行することを想定している。
  13. その関係から、移行スケジュールに合わせて段階的に計算機リソースを拡充できるクラウドシステム基盤上での構築を推奨している。
  14. 本システムは、各種オープンソースクラウド基盤環境に対応したものであるため、オープンソースのバージョンアップへの対応化に際して、カスタマイズ部分の手直し極力少なくすることにより、対応化実装を効率的、省コストで行えるよう配慮している。

注:メール対応として、最小2台以上を用い、かつ、収容ユーザー数に応じてメール対応仮想サーバー台数の増減が可能な環境

●組織個別のメールシステム管理
●学内のプライベートクラウド環境を利用して、大学の各利用者に対して提供するSaaS型のメールシステム管理
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期待する導入効果と影響:

導入実例をもとに導入効果を述べると以下のとおり。

  1. SaaS型であるため、学内のプライベートクラウド等共通の計算機リソースの整備次第で、初期費用ならびに保守費用の節減ができる。
  2. サーバー毎の保守、運用監視等担当者の負担が、メールの発行管理等に限られ、大幅軽減できる。
  3. 各メールサーバー管理単位は、サービス利用の申し込み後、アカウントの登録、申請業務を行えば、直ちにサービスを開始できるようになる。(IDの発行などが簡単、迅速に行えるようになる。)
  4. 組織の新設、廃止に対応し、迅速にメールサービスを立ち上げ、収束ができる。
  5. 既存メールシステムからの移行に当たって、組織権限などの変更を行う必要がない。また、移行作業も簡便にできるようになる。
  6. 大学側のメール管理関連業務(調達、導入業務等)を大幅に改善できるようになる。
  7. サーバーの集約に伴う空きスペースの有効活用、エネルギー削減等々副次的効果を生む。
  8. バックアップシステム等が整備され、メールシステムそのものの信頼性が高まる。
  9. メールサービスのセキュリティーの確保など信頼性、安定性が保てるようになる。
  10. メールに係る大学固有のアプリケーションが用意されるため、メールサービスの高機能化が期待できる。
  11. メッセージ伝達のインフラが適切に整備されることに伴い、大学の研究開発を軸とした活動に効率化、充実が期待できる。
  12. 実際に本サービスを開始した大学における大学当局側の声の例示
  1. セキュリティーホールの心配がなくなった。
  2. 停電時などのシステム停止/起動の手間がなくなった。
  3. 安定稼働しており、安心だ。
  4. ドメインが引き継がれる上、速やかに移行できることが利点だ。
  5. 新設部局や数名の組織にとっては、システム調達の手続きがなくなり、短期間でメールが使えるようになった。
  6. 大学自らが用意するリソース上でSaaS型のメールサービスを提供することにより、学内各学部等毎の予算で構築、運用されているメールシステムを廃止することとなる関係から、「キャンパスメールサービス利用料金」を設定し、メールアカウント数に応じた利用負担制度を導入した。(内部取引の導入)
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新規稼働までの流れ:

「大学提供のSaas型キャンパスメールシステム」新規稼働までの主な流れは、以下のとおり。

  1. 基本方針決定
  2. システム構成設計(学内インフラ環境に併せて)
  3. システムのカスタマイズ化
  4. システム導入・パフォーマンス調整
  5. 部局等メール管理担当等への導入説明
  6. 既存メール関連情報の移行(移行に必要とされるメール情報は、部局等メール管当担当者が作成)
  7. ユーザーへの登録依頼発出。逐次アクティブ化
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「大学提供のSaaS型キャンパスメールシステム」開発ならびにサービス開始までの所要期間:

学内インフラ環境等を伺ってからカスタマイズ要望への対応等を行うことになるが、概ね3ヶ月以内を目安としている。

なお、移行に際しては、既存システムからのマイグレーションを部局、研究室単位のみならず、全学部一斉に行うことが可能。
この場合の移行規模は、サブドメイン数ならびにID数が大規模な場合、各部局管理者側の準備体制のよって異なる。なお、過去の実績では、サブドメイン:150余、ID数:3,500の移行を1日で完了している。

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費用:

初期費用としては、

が必要となる。

 

ランニング費用としては、

が必要となる。

このほか、サービス運用開始後、システム改修の必要が生じれば、その費用が必要となる。

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お問い合わせ・お申込み:

弊社は、大学向け「SaaS型メールシステム」の構築に関する「コンサルティング」から「構築」「運用」までの全てを行います。

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