ビジョン

Lymphnetのビジョン

オブジェクト・ツー・オブジェクトの情報交流社会

人々が求める情報交流に必要なインフラとメディアは20世紀に概ね整いました。
すなわち、誰とでも確実に連絡のとれやすい人やオフィスや装置類を結ぶ通信回線の敷設はすべて整い、コミュニケーション手段も音声、テキスト、画像はいうにおよばす、映像までを含めて、誰もが利用できるようになりました。通信の利用領域は留まることはありません。
人は、いったん情報を手にすると、それをもとに気付き、判断し、決断し、アクションにつなげていきます。
このサイクルの連続で日々の生産活動や社会活動は営まれています。
しかし、現実にネットワーク上を流れる情報の多くは、主として人が持っている情報に止まっています。

私たちは、人が作ったマシン(装置や機器)やモノとともに日々の営みを続けています。これらのマシンやモノは、なんらかの変化を遂げ続けています。この変化をデータとしてとらえ、意味のある情報に変えることにより、人が持っている情報と同様に、情報は情報を求めて交流し合うことになり得ます。
これらから取得できる「情報」を、より多くの企業、行政当局や個人が活用できる社会システムの構築・推進に努めることに弊社は、強い信念と熱い情熱を持って邁進していくこととしています。
すなわち、これからのネットワークは、マシンやモノすなわち、製品間を繋ぐという役割が高まることになります。

製品から得られる情報は、企業や人々の日々の行動を効率化し、より快適にするはずです。製品に関わるデータをもとに素早く行動するために、警告を生成し、アクションプランを絞り込むために、主要なドライバーを発見し、アクションを起こし、その効果を測定するという一連のトレンドのモニタリングのサイクルです。

現に一部で製品間ネットワークシステム化が進み、ビジネスとして展開されているものの、限られた分野に止まり、製造者責任を全うするうえで、製品のネットワーク化はようやく緒に就いた程度の状況にあります。この普及をより加速させることこそ、ITやICTのこらからの行方の一つといえます。マシンやモノの状態を把握し、判断し、決断し、実行する一連のプロセスをITの活用を通じて、最終的には、それぞれの立場の人の判断、決断をよりベター、ベストなものとすることが、製品の情報化、すなわち、M2Mコミュニケーションのミッションだと信じています。別の言葉でいうなら、オブジェクト・ツー・オブジェクトの情報交流社会ではないでしょうか。

人の体の全機能が健全に活動し続けるには、リンパの役割は重要であるように、ICTを活用した情報交流社会において、弊社がこんな役割を果たせないのかと願いつつ日々営んできています。

21世紀社会は、こうしたM2Mコミュニケーションを通じてより住み易い地球環境のもと、豊かでかつ効率的な人間社会なっていくものと確信しています。

(ファウンダー:小野春美:故人、増澤孝吉)